生産効率が落ちること覚悟! 儲からない・・・とボヤかず一念を貫く心意気! 本来あるべき昔ながらの南高梅の味わいを伝えたい! 俺は全国に南高梅を広げた内中源蔵氏の孫だからこそ先人たちの思いを大切にする!
さて本題の梅酒について みなさんは、梅酒を選ばれるとき何をものさしにしてお選び頂いているでしょうか。もちろん「美味しさだよ」と言われる方が多いことでしょう。 では美味しさ・・・・といっても多彩な味わいがあります。 例えば お米料理でいうとカレーやチャーハンやオムライスのように調味料という味わいが加わり、素材力というよりも調味料という力で芳醇でしっかりとした味わいがあり、自己主張が強くお酒側から美味しさを訴えてくる、わかり良く飲み手を選ばないタイプ。 反対に魚沼産コシヒカリの白ご飯のように素材のよしあしが味わいを左右してしまう本物志向でないと醸し出せない素材力が強い美味しさ。たしかにそれぞれに長所短所が存在しています。
そしてさらに 【その1】素材となる梅が《生》か《冷凍》か?・・・・「えっ梅酒を漬ける梅って生じゃないの?」 素材となる梅酒は生の梅酒だけではありません。なぜか 《冷凍》というイメージだけで敬遠されている方を見かけますが、実はそれぞれに《生》か《冷凍》かの目的が違いそれぞれに使い分けがされています。 《生》の梅はフレッシュな梅本来の香りが高く梅本来の持つ爽やかな酸味も特徴であったりします。では《冷凍》の場合は、確かにフレッシュな梅本来の香りは薄らぎます。しかし冷凍させることにより梅の細胞膜が破壊されて梅のエキスが強く感じられます。 熊野めぐり梅酒のスゴさは、素材力あります。・・・・とはいっても地元に半世紀以上住んでいながらも“本物の南高梅の素材力”を知ったのは、この梅と出会ってから。本場の梅農家さんも認めるスゴイ梅です。 ◆有機肥料のみを使っている。さらに穀物系と魚粉系のみ。 どうしてかと聞くと 鶏糞には抗生物質が多く含まれているため、それらを吸いあげた梅の木に実る梅の実から間接的に抗生物質をとってしまうことになることが許せないとのこと。実際に他の農園では、肥料に鶏糞を使っている梅の木には、抗生物質が含有存在しているために抵抗力がついてしまい農薬が効かないという現実もあるらしい。(生産性向上のため結構使っている農園が多いらしい・・・) ◆でも害虫に悩まされることは避けて通れない話。
★梅干の良し悪し★
《熊野めぐり梅酒のこだわり》 これだけの素材力をシンプルに味わってほしい。 さらに安定した熟成を重ねてみたい。 あまりにも濃厚なので切れを良くしたい。 生梅の香りをも引出し大切にしたい。 そんなことから造りもまずはシンプルに、醸造アルコールと氷砂糖だけで漬けてみました。おいおいは、色々なバージョンも漬込んでみたいと思っております。 すでに発売から1年が経ちました。 みなさん“これって梅梅している”といって頂き、リピーターも大変多くいらっしゃいます。 度数15度 原材料 化学農薬、化学肥料、家畜糞無使用南高梅 醸造アルコール 氷砂糖 ★楽しみ方
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