全国の地酒
2014燗酒で節約&燗酒の魅力
まもなく訪れる本格的な冬。 ここでもう一度、見直してほしいのが“アルコール飲料を温めて飲む”ということです。 電力各社が冬の節電数値が発表されていないにもかかわらず節電意識が高まり、すでに石油ストーブやヒートテック衣料や冬の節電家電などの節電に結びつく商品などが売れているとのことです。そこで酒屋ならではの“節電方法”と“癒し”と“元気になる”をご提案したいと思います。 心身ともに元気がないとき、落ち込んでいるとき・・・“熱が足りない”といわれています。そんな時こそ、熱を他から取り入れると元気になったり、ほっとしたりします。お風呂に入るもひとつ・・・そう!温かい飲み物を口にして体の芯から温めてあげると良いと言われています。 ■はじめに
■日本酒の燗って《わずらわしい????》 ・昔のすきま風が入る家とは違い家屋の密閉度もあがり、さらに暖房器具も色々と出回り、冬場の屋内環境は寒さ知らずといってもいいかもしれません。そのようなことから多彩なアルコール飲料も冬場でも“冷たくして飲む”商品が多種多様にラインナップされたりしています。 ・アルコール飲料で代表的に温めて飲むものといえば、日本酒の燗、焼酎のお湯割り、ウイスキー、梅酒、リキュールなどのお湯割り、老酒の燗、ホットワイン・・・その中でも焼酎ブームもあり焼酎のお湯割りについては、家飲み外飲みに限らず幅広く飲まれています。 ・ウイスキー、梅酒などのお湯割りはいまひとつ広まっていませんし、以前はそうではなかった日本酒の燗酒も段々と見られなくなっています。老酒の燗酒、ホットワインになるとさらに少数派という現実があります。 ・特に日本酒などは、吟醸酒がもてはやされる時代、生酒の普及、日本酒の保存方法の普及などと重なったことで、正しいか正しくないかは別として“いいお酒は冷やで飲むもの”“冷蔵庫に冷しているから、ついついそのまま・・”《冷して飲まれている》という方が大変多く見かけます。 ・たしかに今の時代、何についても、いたりつくせりで何の手間をかけずとも手軽に“楽しんだり”“味わったり”することができるようになってきました。 ・アルコール飲料の世界でも、カクテル、水割り、チューハイもハイボールも・・・はたまた燗酒までも火を使わずとも温めることのできる時代ですよね。ひと手間加えることが“わずらわしい”とも感じる時代になってしまったのかもしれませんね。 ・特に若年層の方にとっては生まれた時から、この環境が当たり前の世界として受け入れられていたのですから、今のアルコールの飲用スタイルが当然のお話となって当たり前ですよね。反対にアルコール飲料を温めて飲むことの良さが伝えきれていないとも言えます。 ■温かいアルコール飲料は健康的!! もともと《お酒は百薬の長》と昔からいわれているように適度な量だと血液の循環が良く、体が喜ぶ天然のアミノ酸(日本酒・ワイン)をはじめとする栄養分が体の隅々まで運ばれ、体中の老廃物が排出され新陳代謝が高まりまったり、血栓を溶かす効果も高く、活性酵素の働きを抑制する効果もあります。 ≪温めてアルコールを飲むと“深酒”になりません。≫ ・「体に優しい」のが温かいアルコール飲料です。 アルコールの特質として、アルコールが体内に吸収しはじめるのは“自分の体温”となった時といわれています。 ・冷たいアルコール飲料は、すぐに体内に吸収されず胃や腸に蓄えられていて、それが徐々に温められ“自分の体温”になった頃に本格的に体内吸収がはじまっていき、やがては胃や腸に蓄えられていたアルコールがどんどんと吸収され、その量は体内で分解される量をはるかに超えてしまうと悪酔い、深酒、二日酔いという症状に至ってしまうのです。 ・1時間ぐらいすると酔いがまわりはじめることってあるでしょう・・これがまさしく体内吸収が本格的にはじまった証なのです。 ・ けれど、温かいアルコール飲料は、飲んですぐに体内吸収されるために 酔いもすぐにまわり、深酒にならず自分のペースで楽しんでいられるということです。 ・“冷たいのが美味しい”“冷たいのが好き”というだけではなく、末長く楽しく、美味しく飲むためにもアルコールという相手のことも理解して、うまく仲良く付き合うようにして頂きたいと思います。 ≪温めてアルコールを飲むとお酒の量が減ります。≫ ・“温めてアルコールを飲む”と深酒にならないと申し上げました。・・・結果“飲まれる量が少なくなること”につながり“経済効果”も生まれるということになりますし、体もすぐに温まってくるので“暖房費”も節約できることにもつながります。これこそ“エコ”につながります。 ≪体質的にお酒に強くない方も温めたアルコールとうまく付き合いながら飲むと意外にも長い時間飲むことができたりもします。≫ ・お酒が強くない方にとって“温めたアルコールを飲む”ということは、すぐに酔いがまわりはじめてしまうために敬遠されている方もいらっしゃるはずです。確かに“温めたアルコール飲料”はすぐに体内吸収がはじまり酔いが早く回ってくることは事実です。 けれど、冷たいアルコール飲料は体温になるまでの間、本格吸収がはじまらないために、その間はいいのかもしれませんが、1時間ぐらい経つと急に酔がまわりはじめます。その時までに許容範囲を超えるアルコールを口にしまっていたら最悪の状態に・・・・・。 確かに“温めたアルコール飲料”はすぐに体内吸収がはじまり酔いが早く回ってくることは事実ですが、その酔いは、ほぼMAXに近い酔いとなるため、それ以上飲み過ぎたりしませんし、たまに和らぎの水などを合間に口にしながら自分の酔いと相談しながら飲むと意外にも長くみなさんとお付き合いができたり、冷たいアルコール飲料の様に時間とともにどんどんと酔いがまわってくるということもなく、酔い覚めも早いため気分的にも楽な気持ちになれるはずです。 ■とはいっても《美味しくないよ!》 ・当店においで頂くようになって間もないお客様、 ・日本酒を最近飲まれるようになったというお客様、 ・当店のアンケートにお答え頂いたお客様の約70% は“冷して飲むお酒”を希望されたり、生酒を好まれる傾向が強くなったこととそれに伴い冷蔵することが多くなり、飲まれる飲用温度、飲用スタイルが“冷蔵庫から出してそのまま”という方が大変多いことが事実として生まれています。 ・なぜ、冷して飲まれるのですか? “冷えている方が飲みやすいから”という答えが大半を占めています。 冷すことによって、味わいそのものよりも“飲みやすさ”だけを求めてしまっているともいえないでしょうか。 ・たしかに冷して飲むお酒がもてはやされていることから、単に冷やして飲むと味わいがなくなるため、味わいがくっきり見える濃厚で芳醇なお酒(原酒系、黒麹)が多く見かけるようになってきました。 《アルコール飲料を温めて飲まないのはなぜ?》 ・アルコール飲料を温めて飲むことを敬遠される要因のひとつに、めんどいというだけではなく“温めるとエタノールが気化しツーンとする臭いが嫌い”“口に広がるエタノールの辛さが嫌い”だというのが声が大変多いことも事実です。 ・これまでに幾度かはお客様自身もきっと“アルコール飲料を温めて飲まれること”にトライされたにもかかわらず、上記のようなことに加えて“これっていう感動をしなかった”“美味しいと感じる出会いがなかった”だけだと思います。これらのことがトラウマになっていたりもしているのかもしれませんね。 ≪日本酒の燗酒をされている光景≫ ・巷でよく見かけるのが、銚子の口から湯気がたっている光景です。 確かに温めたには間違いないですが本当に“適温”にされたのでしょうか? 人肌といえば35度ですし、ぬる燗といえば40度です。実際に35度にしてみて下さい。40度にしてみて下さいと試して頂くと・・・ほとんどの方は、求める温度よりも10度くらい高い温度になってしまっています。(できれば単なるガラス棒状の温度計でもいいので正確に測ってみてください。) ・これでは“エタノール臭”がしてしまうし“口の中にアルコールの辛さが広がってしまいます。”よくお客様に冗談交じりで“持ち運んでも邪魔にならない温度計ありますよ。”?????“ それは小指です”といっています。お風呂に入る前に湯船に小指を入れて“温度”を覚えてみて下さい。それがぬる燗程度です。 ・そして、よくよく話を聞いてみるとそのように感じたお酒は、焼酎、日本酒、梅酒、リキュール・・・には間違いはないのですが、よく見かける大手の日本酒であったり、ディスカウント店などで安く売られているような醸造アルコールが大量に使われた日本酒や焼酎であったり、大衆居酒屋などで飲まれた日本酒であったりもしています。 ・決して飲まれる方に責任があるのではなく、そういう風に感じてしまうお酒(三増酒等・・・)を戦後、利益、安さ優先主義で市場に流通させて広めてしまったことが業界の失策だったひとつの要因ですよね。 ・良いもの、美味しいものに出会うには、同じように分類していたとしても、やはりお客様自身が見極める知識も多少なりとも必要にもなるということになってしまいます。 それも現実的には、難しいというならば、あなたの今の嗜好を理解してくれ、今のなたが美味しいとする酒質を提案してくれる酒屋さんを見つけられることが一番かもしれませんね。 ≪とやかくいっても論より証拠です!≫ ・いくら言葉説明しても、中々伝わるものではありません。 店頭では試飲をして頂いています。 【アルコール飲料を温めて飲む】ということにトラウマがある方に対してトラウマを払拭し、正しいものさしをもって頂くためにあえて、冷すと辛くなり、常温、ぬる燗だととても柔らかく甘みを感じ、冷して飲まれるより“飲みやすくなること”を実感して頂いています。 ・いかがでしょうか。 “冷えている方が飲みやすいばかりではなく、このお酒のように常温、ぬる燗の方が口当たりもやわらかく甘みもあり奥深い味わいになり、飲みやすくなったことを実感して頂けましたでしょうか。” また“燗するとツーンとするから嫌い”といわれることも、実際に燗をした時に“ツーンとするアルコール臭が無いに等しかったことも”実感して頂いています。
■“温めて飲むにふさわしい酒質”が あることも知ってください。 ・たとえ以前、美味しかったからといって、今回も美味しいとは限りませんし、以前、美味しくなかったから今も美味しく飲むことができないとも限りません。 ・日本酒に限らず、焼酎、梅酒、リキュール・・・にも“温めて飲むにふさわしい酒質”があります。 “温める”ということは、良いところも悪いところもすべて大きくクローズアップすることになります。甘みがあるものは、よく甘く、辛くゴツゴツと角のあるものは、より辛くゴツゴツと、エタノール臭いものは、よりエタノール臭くなります。(それぞれの味覚・感覚は、ある程度そう感じる温度帯があります。)
・“エタノール臭が嫌い”“口の中にアルコールの辛さが広がるのが嫌い”というならば、そう感じない酒質のものを選べば良いということになります。んーー確かに“それがわかるようだったら苦労しないよ”・・・それもそうですよね。 ・温めて飲むにふさわしい酒質の中には、 “温めたからこそ、たいへんまろやかになった” “温めたからこそ、エタノール臭さが感じなくなった” “温めたからこそ、甘ったるく感じたお酒がくどさがなくなった” “温めたからこそ、辛くゴツゴツと角が感じたのに丸みを感じるようになった” 現実的には、そんなお酒もたくさん存在していますよ。そして、今、そう感じられるお酒もあれば、のちのち、そう感じるお酒に成長する過程にあるお酒もあります。(燗酒としては未熟域) ≪まろやかに感じるクラスター現象≫ ・同じ純米酒の銘柄でも、できた頃(新酒)のアルコールは熟成を重ねたエタノールとではクラスター現象が進んでおらず、ゴツゴツとして荒々しく刺激感のあるものとなっています。時を重ねてクラスター現象が進んでいくことによって“口当たりのまろやかさ”が増し、さらに“酔い心地もおだやか”になり“酔い冷め”よくなり体への負担が軽減されれます。
≪クラスター現象が進んだお酒ほど温めてもまろやか≫ ・エタノール特質が変わったわけでもないのですが、たしかにクラスター現象が進んだお酒ほど温めても、刺激感がなくまろやかとなります。 ・上記の事柄は、主に蒸留をしたお酒(焼酎、ウイスキー、スピリッツ・・)についての事柄となります。醸造酒については、上記の事柄にさらに化学的な事柄が加わってきます。
≪熟成が進んだお酒ほど温めてもまろやか≫ ・クラスター現象だけではなく、味覚成分同士が化学反応を起こし、味覚成分数が増えた方が“温めてもまろやか”に感じます。 不純物が多いほど水が凍りにくくなるものと同じような考えで、味覚成分数が多くなるということは、エタノールが他の物質の影響をうけ、官能的にそう感じているといわれています。(例えば、エタノールが気化する時に甘い香りの物質も同じようにきかしているとか・・・。) ≪べつに生酒であっても吟醸酒だって燗してもOK≫ ・生でも原酒でも純米大吟醸でも・・・燗酒をしてはいけないということはありません。色々と試して頂ければと思います。 ・但し、向く酒質、向かない酒質があることは事実です。 たとえば最初の頃は冷やして飲んだり、常温で飲んだ方が美味しい場合のお酒が、時間が経つにつれ酒質が変わり燗した方が美味しくなったりすることもあります。 ・搾られてから3年・・・くらい経ってしまい『老香』『生老香』などがするお酒は、是非、人肌、ぬる燗、上燗、あつ燗と温めてみてください。『老香』『生老香』は気にならなくなり、そこに“新しい発見”があったりします。 ・色々と買ってしまい半分だけ飲んで飲み忘れていた!なんていうお酒で“いまいち”と感じたお酒は、まずは、一度温めて飲んでみて下さい。 それもよくあるお話であり、日本酒のことをよくご存知の方は、そんなふうになったとしても最後のひと滴まで美味しく、楽しまれています。 ■燗の仕方でも味わいは大きく変わる ・とにかく温めればどれも同じと考えている方もいらっしゃる方もいます。 温める方法によって“味わい”は変わります。 ・一番便利な燗酒方法は電子レンジでの燗です。 けれど、この方法では“温めムラ”が生じてしまいます。上部はアツアツで、下部はほんのり温か・・ちょっと振ったり、混ぜたら適温になるから同じだよと思われるでしょうが実は違います。 ・上部は温めのしすぎ、下部は温められていないことにより本来の味わいとはなりません。燗をするときはお酒全体に熱が均一に入れることが大切です。 ・電子レンジでは、容器内で対流が起こらずお酒全体に熱が均一に入れることが難しいのです。やはり、美味しく飲みなら、昔ながらの“湯せん”をして下さい。 どうしても面倒というならこちらをご覧ください。 電子レンジでも、このようにすれば、そのまま温めるより美味しくなります。 《実際には、温める酒器によっても大きく変わります。》 たしかに美味しい燗酒を楽しめるのは、なんといっても錫製のものです。 たいへん、まろやかな味わいとなります。但し、それで飲んだお酒が美味しかったとしても、次に自宅や違うお店で飲んだ時に違和感が生じたりしますし、そのお酒を過大表現してしまう場合があることもあることを頭に入れてお楽しみください。 ・私の場合、よく展示会などで錫製の燗器で温められたお酒を試飲していますが、私はあえてどこのお家でもある酒器を使ったものやそれに近いもので燗酒を試飲しています。すべてのお客様のお家にあの高価な錫製酒器があるとは限らないし、やはりすっぴんのお酒を評価したいがために・・・。ただ家飲みでは、美味しく飲んだ方がいいかなぁ。 ※安価でお手軽で燗酒が楽しめるおすすめの酒器です。 冷めずに飲めますので銚子よりもいいですよ。夏などは氷水をいれてお使いいただくとぬるくなりません。焼酎の場合は、好みの前割りをしておいて、日本酒同様に温めたり、冷したりしてお使いください。 ■お酒だけでどうにもならない時は・・・。 ・普段のアルコールライフにおいて“お酒に肴の味わいを合わす”“肴にお酒を合わす”ことをされていたら、きっと、楽しく、奥深いアルコールライフを過ごしていることでしょう。 ・“辛い”“渋い”“苦い”“酸っぱい”などと感じたお酒には、“甘さ”“脂っ気(ある意味甘味です)”を持ってくることによってバランスが整ったりします。 苦いブラックコーヒーに、甘いケーキ 渋いお茶に、甘い饅頭 辛い溶き辛しに、甘くて脂のある豚の角煮 酸っぱいレモンと脂のある唐揚げ 渋い山椒と甘くて脂のあるかば焼き こんな風にみなさんの生活の中で、ごく自然に組み合わせられていることを思い浮かべて頂ければ“美味しく飲めるヒント”はあるものと思います。 ・温めることによって助長された気になってしまう個性も、上記のように組合わせてしまうことによって、個性と個性がぶつかり合い“さらなる美味しさ”に出会うこととなります。 ・たとえば、肴に豚の角煮、お造りがあった場合、キリッと辛く、脂のリセット力も高いあつ燗、上燗で豚の角煮を楽しみ、少しぬるくなり、米の味わいがしっかりと感じられるようになった時に、お造りを食べるといいですね。 ≪同じ銘柄のお酒でも温かい方がリセット力が高い≫ ・多彩な料理を口にしていると “口の中が生臭い”“口の中が脂っこい”“口の中が甘ったるい”・・・・色々とあります。このような場面で単純に“水”を飲んだ時と“白湯”を飲んだ時、どちらが口の中がさっぱりしますか? また手についた油などを落とす場合、水で洗うのとお湯で洗うのとどちらがよく落ちますか? 温かいものの方が口の中がさっぱりしますし、脂汚れは温かいお湯の方がよく落ちますよね。口の中をサッパリさせることで、また箸が進むといった具合です。 ■温かいものは『心を丸くする』
■燗酒は『もてなす心』のあらわれ
・昔、常温で出すことは“手間を加えていない”ということで失礼な行為とされていた頃もあったみたいで、燗酒はひと手間加えたことで“心がこもったおもてなし”ともいえますし、手間をかけないこの時代からこそ『粋な日本の伝統とおもてなしの心』だということで、新しい意味も含めて“アルコール飲料を温めて飲む”ということにトライしてみてはいかがでしょうか。 ■温めたお酒を飲まれない方に温めたお酒をお薦めするにあたり ・“どうしてアルコール飲料を温めて飲まないのか”をまずは知りたいです。 ・あなたの経験上のトラウマをいかに払拭できる酒質の燗酒を提供できるか、ご提案させて下さい。 ◆ある女性が、当店の飲食店で他のお客さんが“あんなに日本酒の燗を美味しそうに飲んでいるのを見てたら、私も飲んでみようかなぁ”ということでトライすることに・・・そして、まずはその女性が日本酒の燗酒を飲まない理由を聞き、それを払拭する銘柄をお薦めしました。こんな女性の方も ◆またお得意様の飲食店のご主人にも同じようなことを試して頂きました。 “うぉ!うまいねぇ”“はい、美味しいです!”ということで、さらに同じお酒を冷と燗とを飲みくらべて頂きました。 “燗の方がいいよね”“燗酒の方が奥深い味わいとなりましたよね”“このお酒、温める方が価値があると思いませんか?”・・・このご主人もあらためて燗酒の美味しさに心から出会った瞬間でもありました。 みなさん、いかがですか。今年の冬は、燗酒にもう一度チャレンジしてみませんか? どれを選んだらいいか、大変わかりずらいことと思います。 スーパー、コンビニ、ディスカウント・・のように棚に並べられている商品を“ただ販売している販売商い”のお店で美味しい燗酒を見つけるのはリスクが伴います。 多彩な経験を積み重ねた“経験商い”をしている酒屋さんを是非見つけて下さい。 たしかに初めてのお店に第一歩を踏み入れるには“勇気”がいるかもしれませんが・・・・。その向こうには、心から美味しいと感じる、あなたとの出会いを待っている燗酒があるかもしれません。 まずは、素直に燗酒の良さを知って頂くにあたり“理解のしやすさ別”にご案内しています。ご覧ください。おすすめはこれだけではございません。色々と楽しんで頂けます。 |