全国の地酒
みゆきや日本酒クリニック漫画小冊子、まもなく完成
すでに反響が形として表れています。 飲食店さんからは、 ◎飲食店のメニュー表の中に挟んでいただきました。 そうすると最初の料理が出てくるまでの時間の中で、何気なく流し読みをしていただいているお客様の中には、これまで日本酒を口にしない方が「とりあえずのビールの後に日本酒を注文していただいた」という飲食店さんの声を多くいただいています。 ◎これまで中々日本酒を口にしようとしないお客様に対して、日本酒を口にしていただけるきっかけづくりになりそうだ! ◎本を読んだお客様に、まずは「俺によく合う日本酒を・・・・」といわれ、「まずはこれからはじめさせていただきます!」と言い切れない自分がいました。けれど、この本に書かれていることをまずは学んでいけば、きっと、これまで以上にお客さんに喜んでいただけるだろうなぁと感じているので、わからないことは本でも書かれているように、わかっている人に教えてもらうことに。 ◎日本酒に興味をお持ちのお客様からは、「これまでの日本酒に関する本とは違い、この本おもしろいこと書いているね」ということで、その話で以前よりお客様とより近くなりコミニュケーションツールとしても使えそうだね。 一般のお客様からは、 ◎あらためてこの本を読んだ時、みゆきやの店長がいつも「××みたいな飲み方しない方がいいよ」といわれながらも、その言葉を無視して自分なりに飲んでしまっていたけれど、あらためてこの本をいただいたので何気なく読んでみて、お酒の向き合い方と飲み方を変えてみると新しい発見と出会いました。 ◎お酒を飲むとき、ストーリーなんて考えもせずに「ただ美味しければいいや」と飲んでいたけれど、この本をいただいたので何気なく読んで、前に色々とみゆきやの店長に聞かされていた高垣酒造のお話を思い出しながら龍神丸を口にしてみると「美味しいだけではなく、なんか心が熱くなってきちゃいました。」とのこと。 完成しました!みゆきや日本酒パンフレット お客様に “美味しいお酒”を紹介してほしい! “辛口のお酒が好み”なんだけれど、なにかおすすめの辛口酒を紹介してほしい! “お造りといっしょに口にして、美味しいお酒を紹介してほしい!”・・・・・・。 お客様から“発するそれだけの情報”では、お客様のニーズに答えられないことが多々起こり、ある意味“みゆきやの店長”に選んでいただいたけれど“もうひとつだった!”という声も当初生まれてしまいました。 飲食店においても “この×××のお酒、旨いね!”ということで、後日みゆきやに来店され“この間美味しかった×××のお酒を求めに来られてお帰り”・・・そして後日“この間の×××のお酒、家で飲むとイマイチだった!”という声。 “この×××のお酒、美味しいから飲んでみたら”ということでお連れさんに勧められて口にはしてみたけれど“いいお酒だけれど、私の好みじゃない!”というお客様同士の会話。 酒屋で、飲食店で起こる様々な事柄。 そこには “原因があるはず!” ということで、その原因を追求していくことで、“見えてきたこと”“発見できたこと”そのことについての“解決策”さらに“ご提案”をお伝えし、これからの日本酒ライフにお役に立てていただければと思います。
そして、店頭や飲食店において、 はじめてのご縁となるお客様に、これまでのお酒にまつわる事柄(一部公開のみゆきやカルテなど)や実際に試飲をしていただいている時の“飲まれるときの顎の角度”“流し込むスピード”などなど・・・・を観察させていただいた中で、そのお客様に答えを求める前にこちらから“×××のような飲み物や飲み方が好きですよね。”“×××のような食べ物も好きですよね。”とこちらから問いをいれてみると以外にも当たる確率が数をこなすほど高まりました。(2016/2/5講談社ホットドックプレス日本酒大全に掲載記事もご参照してみてください。) そこには、 お客様が生まれてからこれまでの食生活の中で培われてきた経験が“ひとつの傾向性”を生み出してきていることがあると感じています。(より極めるときは、その他複数要因を複合します。) また これまでの食事の中においては、味わいの個性となる“甘味” “辛味” “酸味” “渋味” “苦味”などを活かして、より美味しく食事を楽しまれているにもかかわらず、いざお酒になるとその紐づけができず“美味しさ”に結びつけることができず、挙句の果てに“美味しくないのはお酒のせい” “体調によっても日々味わいは変わりますから”と結論づけたりされています。 “なんと悲しいこと” “なんと悔しいこと”を見なくてはならない、聞かなくてはならない状況が起こってしまっています。 しかし、 そうした誤解は何も飲み手のみなさまに責任があるわけではないと感じています。 飲み手のみなさまとお酒のご縁のつなぎ役の酒販店や飲食店などにおいて“美味しく、楽しく、奥深く口にしていただくこと”に対して、そこがおろそかになっていることが、このような状況を生み出してしまっている要因のひとつだと感じています。 そして、日本酒を“より美味しく、より楽しく、より奥深く口にしていただくこと”を伝えたり、手ほどきしてくれる「コーチ」を全国に増やしていくことが不可欠であると痛切に感じています。 本書でお伝えしている事柄は、私の目の前で事実として起こった事柄をただ言葉にしていることです。日本酒を愛するみなさまの周りに日本酒に対して誤解や正しい飲み方や活かし方や向き合い方を伝えることによって、笑顔に結びつくのであればお伝えしていただければと思います。 宮崎県 井野畑青己様のお言葉をお借りいたします。 「飲み慣れていないため、どんな味わいが正解なのか正直よくわからない。ハードルが高いのと人生の折り返し以降に飲み始めるイメージがあります」 本誌冒頭で申し上げているように、 飲み手のみなさまにとっては、「まずは自分の飲みグセ」を知ることから始めていただければと思いますし、酒販店や飲食店などにおいても「まずはお客様の飲みグセ」や「どんな味わいを美味しいと感じていただけるタイプのお客様なのか」を知ることから始めていただき、その後に店主おすすめのお酒をご案内していただければと思います。 最後になりましたが、本書に書かれていることが日本酒のすべてだとは決して思わないでください。 日本酒を知るうえで何よりも大切なのは、みなさん自身の「体感」です。お酒を口にしたら、自分がどんな味わいと感じたかを言葉に置き換え、それが嫌いな味わいだったとしたら、お酒に一度聞いてみてください。 “お前はどうして×××の味わい”をしているのか。きっと、そこには造り手の思いがあるはずです。 本書が、日本酒を愛するみなさまにとって、新しい発見をしていただくきっかけとなりますように。 ≪さらに詳しい情報がほしい≫ 限られた予算と限られたページの中で、こと細かくは書ききれていないところも多々ございます。 現在、一般酒販店様や飲食店を営んでいて差別化をお考えの店主様や後継者の方で、さらに詳しい情報がほしいということであれば、お気軽にご連絡いただければと思います。誠に勝手ながら当店とあなた双方に得のある良好な関係をお考えの方に限ります。 【注意事項】 文章、漫画、デザイン等については、それぞれの方に著作権が発生しております。勝手な引用等は法律に抵触いたしますので当店および作者様にご連絡、承諾の上ご使用ください。 【みゆきや日本酒クリニック小冊子の販売】 この小冊子の販売は次なるステップの課題として現在どのような形がベストなのかを模索しております。何らかの形でより多くの方に読んでいただけるように進めてまいります。今、しばらくの間お待ちいただけますようよろしくお願いいたします。またこれだけに留まらず、ここからさらに進化させていければと考えております。 【あとがき】 この小冊子作成にあたっては、当店だけではなく限られた予算、時間の中でライターさん、デザイナーさん、漫画家さんに多大なご協力をいただき作成することができました。
この背景には、「なんとか国酒である日本酒を正しく理解していただきたい」「美味しく飲んでほしい」「個性も活かし方によっては、オンリーワンの美味しさを奏でる要素である」「日本酒の裏側に隠れて見えないストーリーも知って頂きたい」という共通の想いでご協力いただいたこともお伝えしたいと思います。 お買い求めいただけます。 |