【にごり酒の楽しみ方】 かなりにごり酒は、冬のものだけではなく年中楽しめるものだということが浸透してきました。以前なら冬のど真ん中などに発売されていたものを春から初夏にかけて発売されるようにもなってきました。 にごり酒も普通のお酒同様に1年を通してそれぞれの美味しさが楽しめますし、業務店様などでは1年中お店に並べられていることもよく見かけるようになりました。 同一銘柄だけでも秋に収穫された米で造られた冬のしぼりたての頃のフレッシュ感あふれるにごり酒(荒々しさも微発泡なども味わいのひとつ)。また日々熟成していったコクとまろやかさが増し、極め細やかな発泡になった熟成にごり酒や1年・2年と熟成させまったりとしたにごり酒。またにごり酒とひと口にいっても千差万別で多様化してきました。 さらに近年は、にごり酒の熟成燗も定着傾向となっています。是非、温かいものが恋しくなる季節には、熟成にごり酒の燗で楽しんで頂くこともお試し下さい。 温めることによって更なる味わいの深さや後口がサッパリしたり爽やかになったりとし、冷では見せない顔をのぞかせたりいたします。特に寒い季節、味わいの濃い味噌鍋や猪鍋やホワイトソース系のシチューやクリームコロッケなど共いっしょに楽しむんでいただたり、中には発泡系のにごり酒を燗酒として楽しまれている方もいらっしゃいます。 夏は、味わいのしっかりしたスタミナ系の料理や焼肉、BBQなどと共に和風マッコリーとして楽しまれています。 ○どぶろくのように丸米がウヨウヨ入っている濃厚芳醇タイプ。 ○濾過をして丸米だけを取り除いている濃厚タイプ。 ○細かい濾過をかけ薄にごりにしてあるタイプ。 ○微発泡の炭酸ガスを有するタイプ。 ○天井まで噴き上げる強発泡のタイプ。 近年、本当に各蔵色々なにごり酒を発売されています。 味覚的には、 ○どむろくのように濃厚なコクのある甘口タイプ。 ○酸度を高めにして旨みと爽快感の調和を出しているタイプ。 ○辛さで旨みとの調和を出しているタイプ。 ○発泡性をだして、すがすがしさ・爽快感を出しているタイプ。 ○モロミを少なくして発泡性を強く出し辛さと爽快感を出しているタイプ。 ○ヨーグルトソーダーのような甘酸っぱいタイプ。 飲み方によっても色々とあります。 ○飲用温度で楽しむ・・・みぞれ酒、冷して、超冷たくして(0度)、常温・ぬる燗 ○飲用スタイルで楽しむ・・・ロック・ストレート・1~2割程度の加水や炭酸割り、柑橘果汁を搾って・・・ 飲まれる時期によっての味わいの違いを楽しむ それぞれのにごり酒によって、季節それぞれに楽しめることを、まずご自身でお気入りのにごり酒とお気に入りの飲み方を発見されてみてはいかがでしょうか? ■静かに冷蔵庫において是非、上澄みを飲んでみてください。 とにかく旨い!旨いからといって上澄みを飲み過ぎてモロミだけが残ってしまう時は、他のお酒を足して飲むのも良いですよ。 以前より当店がご提案していたにごり酒のカクテル風の飲み方が、ついに巷にも本格的に、にごり酒の多彩な飲み方が提案されはじめました。 (このレシピーおよびカクテル名については新潟・菊水酒造の五郎八のにごり酒レシピーも参考にさせて頂いています。) ◆にごり酒+ソーダー水 グラスに氷を入れ、にごり酒と炭酸飲料を2:1の割合で注ぐ (割合はお好みでOK。) 当店お薦めは、にごり酒の良さも残しつつの5:1が人気です。 ◆にごり酒+牛乳(雪うさぎ) グラスに氷を満たし、あらかじめ冷やしたにごり酒と冷やした牛乳を 1:1の割合で入れて軽くステアする。 ◆にごり酒+柑橘果汁(夕日の輝き) グラスに氷を満たし、あらかじめ冷やした五郎八と冷やしたオレンジ ジュースを1:1の割合で入れて軽くステアする。 当店お薦めは、にごり酒の良さも残しつつの 1位グレープフルーツジュース8:2 2位ゆず果汁9:1 3位レモン果汁9.5:0.5です。 他にもブドウ、もも、りんご、カルピス・・・などでも楽しめます。 ◆にごり酒+ヨーグルト(名残り雪) グラスに氷を満たし、あらかじめ冷やしたにごり酒と冷やしたヨーグルトを 1:1の割合で入れて軽くステアする。 ◆にごり酒+梅酒(梅八) グラスに氷を満たし、あらかじめ冷やしたにごり酒と冷やした梅酒を1:1 の割合で入れて軽くステアする。 ◆にごり酒+グレナデンシロップ(朱鷺のゆめ) グラスに氷を満たし、あらかじめ冷やしたにごり酒とグレナデンシロップ を少々入れ軽くステアする。 にごり酒といえば多くは、モロミ(米の部分)が多く含まれているために米の旨みがあり、それが時として“くどさ”や“飲み飽き”につなかったりします。にごり酒を温めることによって“辛さ”や“酸”が際立ち、“くどさ”や“飲み飽き”を解消してくれたりもします。 またにごり酒はしっかりとした旨みがあるため、味わいの濃いもの、素材力のある肉系やホワイトソースなどとも合うタイプもあります。とくにクリーム系のものと爽快感のあるにごり酒の燗酒とは相性も良いといわれています。 |
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